「母の日参り」とは

母の日参りとは

「母の日参り」とは、母の日に感謝の念を伝えたい亡き母のお墓参りをすること。

「母の日」は元々、アメリカで一人の女性が亡き母への感謝の会を教会で開いたことがきっかけですので、原点に近い考え方ですね。
母の日とは(母の日の由来)

2008年に、日本香道が提唱して、徐々に広まり、2017年には、日比谷花壇をはじめ、「母の日参り」の考えに共感する5企業、5団体、合計10社による「母の日参りパートナーシップ」が結成されました。

2016年に「赤い糸」で有名な映像作家、奥下和彦氏デザインのシンボル・ロゴが作られ、2017年にはシンボル・ロゴ動画も作成されました。

日本香道「母の日参り」

日比谷花壇「母の日参り」 icon

「母の日参り」シンボル・ロゴ動画

母の日参り

ゴールデンウイークは墓参に良い季節

「母の日参り」を知って
「ああ、わたしも母の墓参を母の日にしよう」と思いました。

わたしの母の命日は極寒の季節。母の墓は急な崖にあり、積雪の時など足元が危なくて、怖い思いをします。腰痛持ちのわたしは転ばぬように慎重に昇り降りしただけで腰に来ます。

命日にこだわることなく、母の日に行くようにすれば、無理なく行けそうです。

この季節なら、母が好きだったバラの花もちょうどシーズン。母が好きだったサーモンピンクの花束を持っていこうかと思います。

「母の日参り」ポスター

母に思いを馳せる墓参「母の日参り」

最近はお墓参りに重ねる思いも変わってきています。

日本香道が行ったアンケートで供養に込めた思い、お墓参りに行く理由を聞いたところ、かつては自分が顔も知らない「先祖代々」への感謝の気持ちを表すために行われていたのが、最近は実際に知っている祖父母や父母など身近な個人に感謝の気持ちを表すためという人が増えていました。

実際、先祖代々のお墓が身近な方は少なくなってきているのではないでしょうか。わたしも、父方、母方ともに、祖父母の代で東京に出てきているため、祖父母や伯母、母が入っているお墓はすべて祖父母の代につくり、わたしが顔を知っている相手だけが入っているお墓です。

母が亡くなってからは、母の日に感謝の念を伝えたいと思っても伝えられないむなしさを感じていましたが、この日に母の墓へ行けば、心休まります。

※写真は、2017年4月26日【日比谷花壇】さんにお呼びいただき、「母の日参り」パートナーシップ共同プレス発表会にうかがった際に撮影させていただきました。

日比谷花壇

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