母の日ギフトの鉢植えが枯れる理由は?枯れさせない方法あります
「一所懸命、世話をしたのに、せっかく娘からもらった鉢植えが枯れそう......」
園芸メルマガをやっていて、質問を受け付けていたわたしのところに、そんな質問が来ることもありました。
園芸を始めた頃は、枯れそうになると
「肥料が足りないかしら? 水をもっとやろうかしら?」
と思っていましたが、実はこれが枯らす原因でした。
水のやりすぎ、肥料のやりすぎは植物を枯れさせます。
肥料が不足で枯れることはありません。肥料が足りない場合は、花づきが悪いとか、大きく育たないとか、そういう方向です。
枯れる原因のほとんどは水やり。
そして、相当、水が不足したり、真夏の炎天下、ガンガン日が当たるところに置いておいたりしないと、枯れません。
枯れる原因で一番多いのは、水のやりすぎ、次いで水やりのタイミングの問題です。
「鉢植えが枯れる原因はわかったけど、解決策は?」
あります。
「水やりはいま!」
と教えてくれる鉢植えを母の日に贈ればいいんです。
それが水やりのタイミングを教えてくれるSUSTEE(サスティー)付きの鉢植えギフトです。
上の蘭の鉢植えの足元に刺してある白い棒がSUSTEE(サスティー)。たっぷり水をやると、30分ほどで、窓のところが白から青に変わります。土が乾燥すると、再び白に戻るので、このときが水をやるタイミングです。
水やりのコツ1:「あげるときは流れ出るまで、たっぷりと」
「水を上げるのは水分が必要だから」
と思われますが、特に鉢植えの場合、水やりは酸素を送ることでもあります。
従って、水をやるときはお風呂場などに持っていき、たっぷりと、下からこぼれるまでやるのがおすすめ。
しばらく待てば、下から出てくる水が切れるので、またお皿に載せて、お部屋に飾りましょう。
水をほんの少しやって、しょっちゅうチビチビやるのでは、根に酸素までは届けられません。
水やりのコツ2:「水は葉にかけずに根元に」
水は基本的には、葉にはかけずに、根元の土にやります。
夏、日当たりのいいときに、葉に水がたまっていると、水がレンズの役割を果たして、葉がこげてしまいます。
寒い季節は、逆に水が氷ったりして、葉を傷めます。
水やりタイミングを教えてくれるSUSTEE(サスティー)付きの鉢植えをお母さんにあげるとき、水やりのコツも伝えて、長く大事にしてもらいましょうね。
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