▲【日比谷花壇】手作りインテリア フラワーボード「Happiness Flower」
最近、おばあちゃんがめんどくさがりになってきていませんか?
わたしはおととし仕事で、認知症を予防したり、初期段階で進行を止めるための本を医師監修の下で書きました。
認知症の初期症状としてまず出てくるのが、このめんどくさがりになること。脳の認知機能が下がることで、ものごとがめんどうになり、同時にめんどくさがってやらなくなることで、刺激が減り、さらに認知機能低下が進むという悪循環。
実は本を書き始めて、まもなく、父が脳卒中で倒れ、そこから、認知症が進み始めました。なんとか進行を止めたいと思ったのですが、父は元々めんどくさがりで、トレーニングなどが大嫌いな人。結局、運動させたり、趣味を続けさせたりすることができず、90歳過ぎたいまでは、かなり認知症が進んでしまい、後悔しています。
もっと早い段階で、もっとこまめに父の興味を引くもの、当時の父の認知機能レベルでも楽しめる趣味を見つけておくべきだったなあと。
監修の先生のクリニックのリハビリのスタッフは、レベルに合うことをやらせて、成功体験を重ねさせることが大事とおっしゃっていました。
先日、日比谷花壇で「手作りインテリア フラワーボード「Happiness Flower」 」を見て、ちょっと億劫がるようになったおばあちゃんにちょうどいいなあと思いました。
難しくないのに、でも自分で作った感が味わえ、しかもできあがりはおしゃれ。まず失敗がほとんどありません。