母の日プレゼントの鉢植え選びの落とし穴!
母の日プレゼントに、鉢植えを選ぶ人が増えています。
花とギフトの専門ショップ「e87」が「今年の母の日はどのようなものを贈る予定ですか?」とアンケートをとったところ、鉢植えが1位でした。
花束・アレンジメントが一般的かと思ったのですが、鉢植えを贈る方のほうが多いのですね。
▲イイハナ母の日アンケートより(許可を得て図表を利用させていただいています)
でも鉢植えをプレゼントにするときに、どこからどんな鉢植えを母の日プレゼントとして贈るか、どうやって決めていますか?
予算とイメージ写真だけが手掛かりですか?
「安いのに立派そうな花だったから」
購入時はイメージ写真で選びますが、実際にお母さんのところには、いったい、どんな鉢植えが届いているのか考えたことはありますか?
安ものと良いもの、鉢植えの品質の差は、いったい、どこにあるのか、知っていますか?
花に箱を合わせる?それとも箱に花を合わせる?
それぞれの植物には、それぞれの植物として最適な大きさがあります。
小さく刈り込まれた花はかわいそうです。
逆に背が高くなるまで放置すると、枝が間延びして美しくありません。
その植物に適した大きさにすると、当然、植物の種類ごとに大きさは異なります。
しかし......ここでギフトを送る花屋さんの立場に立ってみましょう。
さまざまな種類の花を扱うために、何種類ものサイズの箱を取り揃えるのは大変です。
ふつうの町の花屋さんが通販を始めたような、小規模な花屋さんにとっては負担が大きすぎます。
そこで、どうするか?
大きな箱に小さな植物を入れることもできます。しかし安定が悪くて、箱の中で動いてしまい、お母さんの家に届くまでに花は傷んでしまいます。
多くの場合、花に合わせて箱を用意する代わりに、箱に合わせて、花のサイズを決めます。本当はもっと横に拡がる花を、サイドを切り詰めて縦長の箱に合わせます。あるいは背が高い植物の枝の上のほうを切り詰めて、背を低くして、低い箱に合わせます。
結果、イメージ写真とは異なる鉢植えがお母さんのところに届きます。
価格とイメージ写真だけで贈ると、そんな落とし穴があります。
育てるときに一手間
「e87」の母の日ギフトの鉢植え「アジサイ ダンスパーティー」の足もとをのぞいてみました。
すると、枝に丁寧に支柱が添えられていました。
庭でいろいろ育てていましたが、支柱を添えるというのは存外手間がかかる作業です。植物は日々育っていくので、育つのに合わせて支柱の長さを変えたり、茎の太さに合わせて留めている輪の大きさを変えたりしなければなりません。
手抜きのところだと、全体を大きく囲む輪が何段か重なったような中に入れておしまい。でも、これだと支えきれずに曲がる枝なども出て来ます。
支える根がちがう
以前、庭で育てるためによく鉢植えを買ってきました。
やけに安い鉢植えを買ってきてポットから取り出すと、まあ、根が悲惨な状態。
植物は根で支えられ、根から栄養をもらっていますから、根がダメだと、その瞬間の上部はそれなりに見えても、すぐにダメになってしまいます。
根がきちんと鉢の中できれいに育つようにするには、植物が育つたびに少しずつ大きな鉢に植え替えるなど、いろいろ手間がかかります。
質は見えづらいから、信頼のできる店
鉢の中の根の状態も、出荷されるときの箱との関係も、注文するときに見てわかることではありません。
だから、結局信頼できるお店で買うのが一番です。
たとえばe87は長年花のギフト通販専門ショップとして、多くのお花を届けてきました。どんな植物をどんなパッケージにどう納めれば、いい状態で届くのか、全部知っています。
ひとつひとつ丁寧に手をかけて育てられた花を、その花に合わせた箱に入れて、お母さんに大事に届けてくれます。
育て方の説明やお客様相談室の連絡先なども記載した「お問い合わせカード」もついています。
予算4,000円未満ならミニバラの鉢植え
品質が高いものを贈りたいけど、予算があまりないとなると、「見栄えが......」となりがちですが、予算低めでも豪華に見えるのがe87のミニバラの鉢植えです。
ミニバラといっても、花自体はそれほど小さくはなく、立派なバラです。
バラはやっぱり憧れの花。品のある姿が魅力あります。
プラス500円でディズニーのミニーの柄の鉢のタイプもあります。
予算5,000円前後で凛としたお母さんにはカラーの花
すっとした立ち姿が美しいカラーの花。
わたしも大好きな花で、結婚式のウエディングブーケは昔からカラーの花と決めていて、カラーの花を手にウエディングドレスを着ました。
キリッとしたカッコいいお母さんに贈るならカラーの花の鉢植えがおすすめです。
予算5,000円前後なら人気のアジサイや豪華なベゴニアも
先に足元を見せた母の日ギフトの鉢植え「アジサイ ダンスパーティー」や、根を見せた「ベゴニア バルコス」、記事の最初の写真、そして最後の写真の「ベゴニア ボリアス=ラグジュアリーなひと時を=」も5,000円前後予算で贈れます。
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