dancyu(ダンチュウ)のグルメギフトカタログはめくるだけでワクワクしました

ダンチュウ グルメギフトカタログ 開いたページ

母の日に、わたしをおかあさんのように思って慕ってくれている年下の友人から、dancyu(ダンチュウ)のグルメギフトカタログをもらいました。
好きなものを選べるギフトカタログは、株主優待なども含めて、これまでに十回くらいいただいていますが、カタログによっては「どれもほしいものがない」ことも少なくありません。しかし、このdancyu(ダンチュウ)のグルメギフトカタログは、本当にわくわく楽しめました。

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■「dancyu」グルメギフトカタログは食品の物語を伝えてくれる
■食品ギフトは難しいからカタログ最強
■ゆとりある年配者には特選グルメギフトカタログ

「dancyu」グルメギフトカタログは食品の物語を伝えてくれる

「dancyu」は1990 年に創刊された、食を楽しみ たい人のための月刊誌。その「dancyu」編集部が直接取材して厳選したという、こだわりの美味や料理道具が並んでいます。カタログギフトは、どれもほしいものがないカタログが少なからずありますが、「dancyu」グルメギフトカタログは選りすぐられた逸品ばかりで
「これもほしい」
「いや、でも、こっちもいい」
と、本当に選ぶのに迷ってしまいました。

単においしいものがリストアップされただけではなく、たとえばそのまぐろがどこでどんなふうにその作られ方など食材の背景にある物語まで語ってくれます。

農家さん、酪農家さんがそれぞれ、どんな思いを込めて育てているか、漁師さんがどんな苦労をして獲っているか、それを語ってくれます。
どの商品をもらうかを選ぶためではなく、そこに描かれる農家の苦労など、物語に興味を惹かれて、ついつい読んでしまう、そんなカタログです。
ギフトを選ぶためのカタログではなく、カタログそのものがギフトでした。

ダンチュウ グルメギフトカタログ

食品ギフトは難しいからカタログ最強

食べ物を贈るのは、好みの問題だけでなく、さまざまな問題がからんで難しい点が多々あります。
たとえば相手がこってりしたステーキなどお肉好きであっても、ちょうど送ったタイミングはダイエット中だったら...。わたしは保存がきく冷凍のものを贈っていただけるとありがたいなあと思いますが、冷凍庫が小さいうちだと、予定外に送られてきたギフトの収納に困ります。

その点、受け取った人が選べるグルメギフトカタログは、「息子たち夫婦が帰ってくるお盆の時期に、息子の好きな牛肉を頼もう」とか、「いまのお酒がなくなった頃に、極上の日本酒を頼もう」とか、都合の良いタイミングで、都合のいい品を頼めます。

ゆとりある年配者には特選グルメギフトカタログ

食べ盛りのこどもがいるような家では、同じように食品を贈ると言っても、実際的な油やジュース、あるいはお父さんのためのビールなどが役立つ贈り物として好まれますが、こういった特選グルメギフトカタログは、何を贈っても持っていそう、好みが難しそうと贈り物に悩む、ゆとりある年配者への贈り物としておすすめです。

最初に書いたように特選のグルメギフトカタログは、その食べ物以上に、その食べ物にまつわる物語を楽しむ贈り物。
カタログが、たべたことがない食べ物でも「こんな思いを込めて作られたもの、食べてみたい」と感じさせてくれます。

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