【まとめ】敬老の日に贈りたい、シニアが喜ぶスイーツブランド
わたしの同級生の多くは孫がいます。中には既に孫が中学生なんて友達も。 そんな「おばあちゃん世代」のわたしから、みんな、おばあちゃん、おじいちゃんが好きなものを伝えたい。 だって、みんなのおばあちゃん像はしばしば現実とずれているから。
たとえば、おばあちゃん、おじいちゃんが喜ぶスイーツブランドを知っていますか?
どのブランドに価値を感じるか、これは意外に世代差があります。
戦後のものがなかった時代から、ものがあふれるようになりはじめた時代までの、1920年代から1960年代くらいまでの世代の人なら、たいがい喜ぶスイーツブランドをまとめました。
人気スイーツブランドと花の敬老の日プレゼントのセットなら
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■【日比谷花壇】敬老の日・花とスイーツセット
憧れの洋菓子【ヨックモック】
ついつい、「年配者は渋い日本茶に和菓子」と思いがちですが、いまのシニアは、実は洋菓子大好き、というよりもむしろ子ども時代に洋菓子が高価で珍しいものだったから洋菓子をもらうと贅沢な気分になる人が多いんですよ。
その代表ブランドが「ヨックモック」。
覚えてますよ。ヨックモックはおしゃれでセンスのいい方が持ってきてくださる手土産でした。老舗デパートから送られてくるヨックモックは、歓声と共に迎えられるギフトでした。
日比谷花壇の、届いたらそのまま飾れるアレンジメントフラワー、あるは秋の花、リンドウの花鉢とのセットは、おばあちゃん、おじいちゃん世代の心をウキウキさせる敬老の日プレゼントです。
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■【日比谷花壇】敬老の日・ヨックモック「チョコレートサンドクッキーとリンドウ鉢のセット」
■【日比谷花壇】敬老の日・ヨックモック「チョコレートサンドクッキーとアレンジメントのセット」
憧れのフルーツパーラー【銀座千疋屋】
バナナは1960年代に輸入解禁されるまでは高級品で、病気のときにしか食べられない贅沢品でした。 マンゴーがふつうのスーパーで売られるようになったのは1990年代です。 メロンはかつて主にお見舞い用に売られているマスクメロンだけで、子どもたちはプリンアラモードなどにひとかけ添えられたものくらいしか口にできませんでした。フルーツパーラーはそういう高級フルーツをパフェなどの形で口にできる贅沢な店でした。
その頂点に立っていたのが千疋屋。
千疋屋のフルーツゼリーなどのフルーツのスイーツは、お歳暮やお中元、お見舞いの特別品で、それもかなりお金持ちの家に届く特別のギフトでした。
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■【日比谷花壇】敬老の日・銀座千疋屋「銀座ゼリーとリンドウ鉢のセット」
■【日比谷花壇】敬老の日・銀座千疋屋「銀座ゼリーとアレンジメントのセット」
日本三大人気土産のひとつ「萩の月」
『20世紀を代表するお土産」に、北海道の「白い恋人」、福岡の「明太子」と並んで選ばれた人気お土産、仙台の「萩の月」。
「萩の月」は、いまでは当たり前になった「脱酸素剤」を共同開発することによって、保存料を使用していない、ふわっふわの生菓子を土産として持ち帰れるようにしました。「お土産なのに生菓子!」の感激は当時画期的でした。
「萩の月」にシニア世代が特別感を持っている理由はもうひとつあります。萩の月は1978年に仙台空港に発着する国内線の機内菓子として採用されました。まだまだ飛行機は贅沢な乗り物だった時代でしたから、「高級なお菓子」としてのイメージが広がりました。
直営店は仙台以外では東北に3店あるだけで、基本的に東北以外では手に入らないお菓子だから、いまでも特別感が薄れることのない人気ブランドです。
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■【日比谷花壇】敬老の日・菓匠 三全「萩の月とリンドウ鉢のセット」
■【日比谷花壇】敬老の日・菓匠 三全「萩の月とアレンジメントのセット」 」
とんねるずのたかさんも絶賛「とらや」の羊羹
先日のテレビ「みなさんのおかげでした」の「食わず嫌い王」で、とんねるずのたかさんが「赤坂のとらや本店がもうすぐビルに建て替えのために休業するんだよ」とゲストたちと閉店前に一緒に行こうと誘い、小型羊羹のおいしさも絶賛していました。
「とらやの羊羹」はとんねるずのたかさん以上の世代には圧倒的に憧れの和菓子。高級菓子の代名詞的存在です。その羊羹を一口ずついろいろ楽しめる小型羊羹セットは、「おいしいものを少しずついろいろ」楽しみたいシニアに喜ばれるスイーツ。
日比谷花壇の敬老の日用アレンジメントとセットされているのは、長生きの象徴、鶴と亀の特別パッケージも特別なセットです。このパッケージは慶事用のスペシャルパッケージ。
生花のアレンジメントが枯れた後も使える陶製の花瓶がついています。
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■【日比谷花壇】敬老の日・とらや「慶事小形羊羹5本入とアレンジメントのセット」
コマーシャルで憧れを刷り込まれた「文明堂」
「カステラ1番、電話は2番、3時のおやつは文明堂」のコマーシャルで、カステラと言えば文明堂と誰もが刷り込まれました。
ちなみにあるとき「文明堂のコマーシャルはクマ」というわたしと、「猫だ」という連れ合いと意見が分かれたことがありました。一番最初、作者は猫のつもりで作り、そのためにクマになっても、尻尾だけ猫なんだとか。
しかし、実際、文明堂のカステラを「おやつ」に食べるなんて、そんな贅沢していた子どもはほとんどいなかったでしょう。やっぱり特別な手土産でしたから。「文明堂のカステラを薄い1切れではなく、分厚く切って食べたい」が夢だった子どもも少なくないはず。
なかでも特撰五三カステラは、厳選素材、熟練職人メイドの贅沢さが憧れです。
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■【日比谷花壇】敬老の日・文明堂「特撰五三カステラとリンドウ鉢のセット」
■【日比谷花壇】敬老の日・文明堂「特撰五三カステラとアレンジメントのセット」
山陰の伝統お土産「因幡の白うさぎ」
仙台土産の「萩の月」は比較的新しいお土産ですが、鳥取の寿製菓の「因幡の白兎」は1960年代末から山陰を代表するお土産品として知られてきたそうです。
お菓子のジャンルとしては、東京土産、福岡土産の「ひよこ」と同じジャンル。
ここまで紹介したスイーツブランドは、わたしもすべて子ども時代から何度も食べたことがあるブランドでしたが、関東育ちのわたしには山陰は縁が薄く、今回初めて食べ、ちょっと驚きました。想像した味とは異なり、格段にレベルが高い、しっとりとした食感と、甘さ控えめながら、贅沢な味わいだったからです。
なんでも2010年に原材料を見直し、より上品な味わいに仕上げるようにしたとのことで、いまの時代に好まれる上品なスイーツでした。
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