昭和世代の心をくすぐるレトロなグルメギフト。

昭和世代のわたしが、高島屋のお中元発表会で見て、味わって、ワクワクした味がありました。
この「高島屋」というところも大事なポイント。あのバラの包み紙が、昭和世代には響く贈り物です。
昭和レトロな味のどこが昭和世代に響くのか、解説しますね!

日本橋高島屋では7月16日まで、8階 ばらのギフトセンターが開催されています。見て選びたい方は売り場へ。オンラインでも注文できます。

【高島屋限定】<純喫茶テイスティ>懐かしナポリタン・ミートソースセット

昭和世代へのおいしい贈り物<純喫茶テイスティ>

たとえば懐かしナポリタン・ミートソースセット

昭和世代には懐かしい言葉、「純喫茶」。お酒を扱っていないのが「純喫茶」だったらしいですが、わたしが物心ついた頃には、既に「レトロな喫茶店」でした。

そして、そこで出されていたのが、「アルデンテ」なんて言葉が存在しなかった時代のスパゲティ。太いスパゲティを朝一番でゆでて置いてあり、注文が入ると、それをケチャップやピーマンと炒めればナポリタン。

昨年還暦を迎えた連れ合いも、だーい好きで、近所にあるレトロな喫茶店に食べに行くほか、家でのランチでもリクエストが多いメニュー。わたしが作ると、アルデンテで、そこが連れ合いにはちょっと不満みたいです。

先日、タカシマヤのお中元の発表会で<純喫茶テイスティ>懐かしナポリタンを食べましたが、いや、この太さ、なんともいえないモチモチ感。懐かしいっ!

実はこのシリーズ<純喫茶テイスティ>は、高島屋が独自開発した昭和レトロなグルメです。

このほかに、懐かしオムライスセットや、昭和9年から伝承されたアイスコーヒーの味が楽しめる<丸福珈琲店>アイスコーヒーとゼリーセット、懐かしホットケーキセットなど、昭和レトロな味が揃っています。

この<純喫茶テイスティ>シリーズはコーヒーだけが冷蔵で、後は冷凍。
そのため配達日に相手がいらっしゃらないといけない贈り物なので、多少相手をわずらわせてしまうので、上司などへの贈り物にはおすすめできません。
でも親しい相手、お父さんやお母さん、お義父さんやお義母さん、年上の友達への贈り物なら、絶対、受けると思う!

【高島屋限定】<純喫茶テイスティ>懐かしホットケーキセット

 中高年に話のネタももたらす、晩酌の贈り物3選

電気ブラン詰合せ

中高年への贈り物が難しいのは、そんなにお金にも困ってなくて、好きなものはそれなりに買えて、いまさらほしいものもなさそうだから。
そういう場合の贈り物は話のネタを提供するものがいいんですよ。

昭和な中高年がおもしろがったり、楽しめる、晩酌に色を添える贈り物を3つ選び抜きました。

写真は高島屋の2018年お中元イベントで撮影させていただきました。現在は同商品がないため、販売先は他でご紹介させていただきます。

電気ブラン詰合せ

昭和世代な中高年が喜ぶグルメギフト(1):電気ブラン詰合せ

昭和世代なら「電気ブラン」と聞いただけで、「おーっ!」となります。
いや、ほとんどの人が飲んだことはないのですが、いつか飲んでみたい、伝説のお酒でした。

浅草の神谷バーで明治15年に誕生した、ブランデーベースのカクテルです。ジン、ワイン、キュラソー、薬草などが配合されているとか。

誕生当時はアルコール45度という強力さで、いまでもアルコール度30度とアルコール度数が高く、大学時代、仲間の中では「鍛えてアルコールに強くなったら、いつか飲んでみたい」目標とされていました。
ちなみにビールのアルコール度数は5度ていどなので、その6倍から9倍って、強力でしょ?

これは贈れば、相手が絶対に話のタネにできる贈り物です。

▼電気ブランを▼

クラシックラガー&おかき詰合せ

昭和世代な中高年が喜ぶグルメギフト(2)クラシックラガー&おかき詰合せ

かつてビールと言えば、キリンが不動の一位でした。

そのキリンの中でも代表的なのがキリンラガービール。

キリンラガービールは、1888年、なんと明治時代に誕生した歴史あるビールです。

しかし、キリンラガービールは熱処理したビールから、途中で生ビールに変わりました。現在のキリンラガービールは生ビール。
昔懐かしいキリンラガービールを飲みたい人のために復活したのが「クラシックラガー」です。

そうパッケージだけじゃなくて、味も懐かしいビール。

そこににんべんのかつお風味香る揚げおかきと、山本海苔の海苔巻きせんべいという、二大日本の味の老舗がタッグを組んだ詰合せ。

昭和末期のビール全盛期に働き盛りだった昭和世代の心にささるお中元でした。

キリンクラシックラガーを

昭和世代な中高年が喜ぶグルメギフト(3)缶つまレストラン詰合せ

この「缶つまレストラン詰合せ」も含めて、紹介した商品はすべて高島屋「TastyDays」というカタログの「角打ち気分」というページに掲載されていた商品です。

「角打ち」とは酒屋の店内で立ち飲みすること。
いまでも東京の酒屋の中には角打ちできる店があります。

基本的につまみはおかきなどの乾きものだったり、缶詰だったり、お店で調理せずに出せるものであることが特徴。

この数年、人気急上昇中の贅沢なつまみを缶詰にした「缶つま」シリーズはまさに角打ち気分を盛り立てるつまみ。楽で、しかもおいしく、保存期間も長いので、昭和世代に贈って、まずまちがいなく、喜んでもらえます。

缶つまのギフトを

 小歳暮で「わたしセレクション」を贈る

クロネコヤマトの小歳暮

お歳暮というと「デパートのお歳暮コーナーで選んで伝票を書いて配達依頼」というイメージ。
でも昔からわたしが好きな贈り物は、「わたしセレクション」のいろいろ詰め合わせプレゼント。
以前にも数人集まって贈るのにあえて、まとまった大きな贈り物ではなく、
「みんなセレクション」の詰め合わせプレゼントを贈って喜んでもらいました。

すごいものどーんと届くのも楽しいけど、宝箱のように、開けたら、あれやこれや、いろいろ詰まっているのって楽しい!

でも...そこで送料の壁。送料が高くて、プレゼント予算が減っちゃう!
小さなプレゼントなのに、送料高すぎ!

と思っていたら、小さな贈り物はお得に送れちゃう宅急便コンパクトがありました。
たとえば東京のわたしが横浜の父に送る場合、基本は送料594円ですが、わたしはクロネコメンバーなので10%引き、さらに最近できたらしいクロネコメンバーBIGカードに替えれば15%引き、店頭端末「ネコピット」で送り状を作成すると50円引き、持ち込みで100円引きすれば、なんと最安値354円の送料+専用BOX65円で送ることができます。

ちなみにわたしは、まだBIGがない時代に、金沢の駅のヤマトで、メンバー割り10%引きと「ネコピット」で送り状作成50円引き、持ち込みで100円引きしてもらって、宅配便を送ったことがあります。まだサービスが始まった当初で、「え?そんな割引が...」と、てんやわんや。クロネコのサイトの説明を見せながらやりました。九谷焼の器や名物の水飴、和菓子、仕事の重い本など、出張先からごちゃまぜの荷物を上手に詰めてもらって、翌朝には届いてありがたかったですよ。

クロネコ宅急便コンパクト

 美味もいっぱい、ベルメゾンのカタログギフトMUSUBIは旬も選べるのが魅力

【ベルメゾン】カタログギフトMUSUBI

カタログギフトを何度ももらっていますが、どうしてもカタログギフトに掲載されている商品は、寿命の長い商品が中心なんですよねえ。
食べ物も肉や瓶詰、冷凍など、旬に関係ない一年中売ることができるものがほとんど。

そんな中でベルメゾンのカタログギフトMUSUBIは、2冊のカタログで構成されていて、その時々の旬のものを載せた期間限定カタログが1冊ついてきます。たとえば「AUTUMN&WINTER」なら、秋冬においしいカニがあったり、鍋料理セットがあったり、季節ならではの新鮮なおいしさが選べます。

もう1冊には定番ブランドやコスメ、グルメなどに加えて、体験商品も掲載されていて、かなり幅広い商品の中から選べます。

【ベルメゾン】カタログギフトMUSUBI

 父の日食品ギフト、お父さんが選んだランキング

三ヶ日みかん瓶ジュース「極」きわみ1本1万円の日本酒「瓶燗大吟原酒 妙高(みょうこう)ぐるなび食市場の父の日ギフト試食会にお招きいただいて、やはり招かれていたお父さんたちが選んだ、本音ではほしいグルメな食品ギフトのランキングを見てきました。

第1位は三ヶ日みかん瓶ジュース『極(きわみ)』。

ぐるなびならではの食のプロたちとのつながりを生かして、食のプロたちに選んでもらった「めきき食材」シリーズのひとつです。なんとたった2本で、一般的な父の日ギフトの予算を上回ってしまいます。

第2位は我が家もお気に入りで何十回も買っている川口水産の特大うなぎ。特につれあいは「特大の厚みが一番おいしい!」とお気に入りです。
我が家の「川口水産お取り寄せ日記」

第3位はリッツ・カールトンで乾杯酒として出されている1本1万円の日本酒「瓶燗大吟原酒 妙高(みょうこう)」です。

こどもたちがお父さんにあげたい父の日ギフト第1位はビール。日常的な、「これならまちがいなく、お父さん喜ぶでしょ?」と思っている品ですよね。今回の試食では比較的高級なビールのセットもあったのですが、意外にもお父さんからは選ばれませんでした。
実際にお父さんが選んだのは高騰して最近めったに口にできなくなったうなぎをはじめ、超セレブな食品ばかり。

母の日よりも忘れられがちな父の日。母の日よりも予算が低い父の日。でもお父さんは本音では高級食品がほしーっ!
会場でお父さんの一人が語った父の日エピソードに、「もらったときはつい照れて、おれはそんなものは使わないと言っちゃったけど、本当はすごくうれしかった」。
照れ屋のお父さんたち、意外に本当はプレゼントがめっちゃほしいし、やぱりセレブな味がほしいようです。

贈るなら
食のプロが選んだ逸品、めきき食材、三ヶ日みかん瓶ジュース『極(きわみ)』
川口水産 国産特大うなぎ
瓶燗大吟原酒 妙高

川口水産国産特大うなぎ

三ヶ日みかん瓶ジュース「極」きわみ川口水産国産特大うなぎ

 正直屋のすし飯のうまさは職人芸

正直屋花てまり

この手まり寿司を見た時の連れ合い(中高年男性...要するにおじさんっ!)の素直な感想は
「これで3人前?」
一人でペロリと食べられちゃうよ!と思ったようです。

ところが実際に食べると...おいしくて舌も満足、ボリュームも意外にあって、二人で食べたら、かなりおなか満腹...というより、小食のわたしはちょっと食べ過ぎた感があったくらいです。
まず寿司飯が美味しい。酸っぱさ、甘さ、ご飯の歯ごたえ、全部ちょうどいい。
寿司の見た目は女子受けするかわいらしさですが、ネタの味のバラエティーはおじさんをも満足させます。

エビやサーモン、鯛などはもちろんおいしかったのですが、意外なほど連れ合いが「美味しいっ」と気に入っていたのが、↓地味なルックスの小梅手毬と高菜手毬。寿司飯にかりかりした小梅とゴマを混ぜただけのお寿司と、高菜と生姜を混ぜただけのお寿司。このシンプルさはネタの味に頼れない分、職人の技勝負。それがお見事、バランスのいい味で、妙においしかったんですよね!

実は今年のお正月は正直屋のおせちをお取り寄せしたのですが、さりげない一品一品がおいしくて、感激しました。

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■【正直屋本店】花てまり(冷凍手まり寿司)

■【Yahoo!ショッピング】里仙 花てまり(冷凍手まり寿司)
■【楽天市場】里仙 花てまり(冷凍手まり寿司)

正直屋 母の日寿司 はなてまり

プレゼントは開封前のパッケージから大事ですよね。

ダンボールを開けると、まず出てくるのが、不織布の風呂敷に包まれた、この状態。
日本の贈物って感じがしますよねえ。

風呂敷を開き、美しい白木の箱を蓋を開けると、思わず
「わっ、きれいっ!」
と声を上げてしまう、この手まり寿司の姿。

正直屋花てまり
正直屋花てまり
正直屋花てまり

しっかりと冷凍になっていて、ビニールで完全密封されています。
思わず、すぐ開けてしまいたくなりますが、丁寧に添えられていたおいしい解凍法の説明どおり、冷蔵庫に入れずに、常温で解凍しました。

一品ずつの原材料がリストアップされた紙がついているのが安心できるところです。

正直屋花てまり 原材料表

我が家では、おひたしやおつけもの、小鉢、お吸い物などを添えて、食卓に並べました。

いやあ、ほんと、豪華な夕飯。
一見、かわいらしくて、女性向けに見えますが、おじさんでもまちがいなく、満足できるボリュームと味です。
我が家は白ワインを添えましたが、お父さんの好みのアルコールを添えれば、お父さん大満足の父の日になること、まちがいありません。

母の日や敬老の日のにもおすすめです。

正直屋花てまりを中心にした夕飯

正直屋花てまり

正直屋本店には、この3人前のほか、1人前のセットから4人前まで「花てまり」だけのセットと、お食い初めとのセットや雛ちらしとのセットなど各種あります。

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■【正直屋本店】花てまり(冷凍手まり寿司)

■【Yahoo!ショッピング】里仙 花てまり(冷凍手まり寿司)
■【楽天市場】里仙 花てまり(冷凍手まり寿司)

初出:2013.6.6 更新:2015.9.12