カタログギフトとは?
カタログギフトとは、贈られた人がカタログの中から好きなものを選べるスタイルの贈り物です。
みなさん、カタログギフトは一般名詞だと思っていませんか?
実は「カタログギフト」は、ギフトの老舗「シャディ」が1992年に、自社のカタログギフト「AS YOU LIKE(アズユーライク)」の名称として、商標登録した名称です。そもそももらった人がカタログから好きなものを選べるという、このスタイルも、シャディが1987年に始めました。
恥ずかしながら、わたしもそれを知らず、カテゴリに「カタログギフト」と名付けて、シャディ以外の会社が出しているカタログで好きなものが選べるギフトを紹介していました。
▲【シャディ】カタログギフト「AS YOU LIKE(アズユーライク)」
具体的にカタログギフトはどう選んで、どう受け取る?
カタログギフトを実際にもらったことがない方は、「カタログギフトで好きなものを選べる」という説明だけでは、いまいち、具体的にイメージしにくいのではないでしょうか。
わたしは友人からの贈り物として、また友人の結婚の内祝いや株主優待で、これまで何度も各社のカタログギフトを受け取っていますので、その経験に基づいて、ご説明しましょう。
1)カタログを受け取る。
2)カタログの中から、もらいたいギフトを選ぶ。
3)添えられたハガキやインターネットで、選んだギフトを申し込む。
4)カタログギフトメーカーから、選んだギフトが宅配便で届く。
1)カタログを受け取る
結婚式の引き出物なら、式場で、引き出物としてカタログが渡される場合もありますが、一般的にはまず贈り主が注文したカタログギフトのカタログが、贈られた側に郵便や宅配便で届きます。
2)カタログの中から、もらいたいギフトを選ぶ。
カタログに掲載されている商品の中からひとつ欲しいものを選びます。掲載されている商品の価格は、どれもほぼ同じです。
カタログによって、食品から器やバッグ、家具、さらにはレストランでの食事や旅行などの体験型商品もあります。
3)添えられたハガキやインターネットで、選んだギフトを申し込む。
ハガキなどに住所や氏名、電話番号など届け先の情報と、ほしい商品の商品番号と商品名をハガキか、インターネットに用意されたフォームに記入して、申し込みます。
4)カタログ型ギフトメーカーから、選んだギフトが宅配便で届く。
申し込んだ商品が配達されます。
ただし、多くのカタログ型ギフトでは、いつ届くか、わかりません。
▲【シャディ】カタログギフト「AS YOU LIKE(アズユーライク)」には憧れブランドの食器も......。
贈り先の相手に満足してもらえるカタログギフトの選び方
なぜ贈り物としてカタログギフトを選ぶのでしょうか?
それは贈り先の相手が何を喜ぶかわからないからですよね。相手が既に持っているかもしれないし、相手の好みに合わないかもしれないし......だからと言って、現金では贈り物としてストレートすぎる......そんなときに、相手が好きなものを選べるカタログギフトを選ぶ人が多いでしょう。
ところが、自分がもらった経験から言うと、下手なカタログギフトを贈られると
「ほしいものが何もない!」
ことがしばしばあります。
最近は「断捨離」という言葉が流行っているように、持ち物を減らしてすっきり暮らしたい人も多い中、余計な飾りものばっかりのカタログギフトもあります。
消えものである食べ物ならいいかというと、これまた「どこのメーカーが作ったものだかわからない」食品ばかりだと、がっかり。
またギフトメーカーによって、カタログが届いてからどれだけの間に頼まなければいけないかの期限がちがったり、配達日の指定ができたりできなかったり......一見同じに見えるカタログ型ギフトもちがいがいろいろあります。
カタログギフトのチェックポイント
〇掲載商品点数
カタログによって、掲載商品点数、つまり選べる商品の種類が極端に異なります。
いままでもらった中には、100点ないものもあれば、数千点というカタログもあります。
シャディのカタログギフトだと、一番人気の「アズユーライク4,800円コース(税別)【洋風】」は[掲載商品数]約3,595点。
これくらいあると、贈られた相手は、欲しいものがいっぱい出てきてワクワクして、素敵なギフトとして印象に残ります。
さらに贈られた人がインターネットでほしいギフトを申し込む場合には、もっと選べるギフトが広がります。
カタログに掲載しきれなかった、より多くの商品から選べます。加えて、たとえば1万円クラスのカタログギフトをもらったものの、1万円の食器も食品も高級すぎてもったいないという場合に、5000円クラスの商品を2点頼むといったことも可能。
さらにシャディの場合は、贈るカタログに添える「動画も贈れるメッセージカード」、「のし紙」、「包装紙」も無料で用意されています。
【シャディ】カタログギフトはインターネットでの申し込みで、さらにサービスがアップ。
〇利用期限の長さ
カタログギフトではほしい商品を申し込める締め切りが決まっています。
だいたい数ヶ月から1年ありますが、わたしは仕事が忙しくて後回しにしている内に期限を過ぎてしまった経験もあります。
シャディのカタログギフトは、たっぷり一年。しかも、申し込み忘れていると、催促のお手紙を届けてくれるので、「うっかりもらい損ねた!」という悔しい思いを防げます。
贈り手も希望すれば、相手が何を申し込んだか、受け取ったかを途中で経過を知らせてくれるサービスもあるので、安心です。
〇配達の速さや日にち指定などの利便性
ほとんどのカタログギフトでは、配達日の指定ができません。ほしいギフトを申し込んでから、届くまでかなりかかるケースもあります。わたしが株主優待でもらっているカタログギフトは「前に頼んだあれ、いつ、届くのかなあ?」と思い出してからまだしばらくかかる、だいたい数週間ということが多いです。
シャディの場合、おおむね1週間から長くても2週間以内には届きます。インターネットで申し込めば、食品など一部商品は配達日指定もできます。
同じ価格のカタログ型ギフトでも、ギフトメーカーによって、もらった人の満足感が大きく異なります。同じ価格を出すなら、やっぱりいいと思ってもらえるものを選びたいですよね。
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