イタ飯、スープカレー、マカロン......平成を振り返る美味ギフト
「イタ飯」と言う言葉をあなたは知っていますか？
知っていたら、あなたは平成が始まったときに既に物心がついていた年代ですね。
平成の初め、まだバブルが香っていた時代、イタリアンレストランの食事を「イタ飯（いためし）」と呼んでいました。
既に大人だったわたしは、取引先に、広尾の住宅街の隠れ家的イタ飯屋で「打ち上げ」と称してご馳走になったことを覚えています。
やがて、イタ飯屋で出てくるドルチェ（デザート）のティラミスが空前のブームに......。
さらに地中海料理、おしゃれスイーツのマカロンなど、平成に日本で広まった食べ物たちを、平成最後のギフトにしてみてはいかが？
日本橋高島屋で、今年のお歳暮を紹介していただき、試食してきたのですが、インパクトあったのが、この平成グルメでした。
たとえば代表的なイタ飯ペンネアラビアータに、最近新たなブームの気配がするパエリアのセットは、平成の食の進化を、電子レンジでチンするだけで楽しめます。
北海道のご当地の味が全国で人気になったスープカレー
野菜たっぷり、とろみがないカレーは、ヘルシーで、いまや女子に人気のカレー。
わたしも北海道に行ったとき、現地の友人においしいスープカレー屋さんに連れて行ってもらいました。
いまでこそ、日本全国で知られる味ですが、昭和の頃は知りませんでした。
これまた、うちで手軽に楽しめる冷凍で届くので、お疲れの日に簡単に夕飯ができるので、がんばるお母さんへの贈り物にぴったり。
平成にブームを巻き起こしたティラミスが進化
モンサンクレールがあのティラミスを進化させた......というのを「ちゃんとわかるかしら？」と、日本橋高島屋でドキドキ試食してみたら、「おおっ！」と感激。
一番下にはサクサクのタルト生地があるので、手で手軽につまめるフィンガースイーツになっています。それでいながら、口に入れると、あのティラミスのまろやかなマスカルポーネとコーヒーの味わいが広がります。
ティラミスはブームになってから、コンビニで手軽な形になったり、ずいぶんいろいろなバリエーションを見てきたと思っていたのに、まだこんな形があったとは！
マカロンは女子に愛される定番スイーツ
平成に日本のスイーツ界に登場したマカロン。
どこの店も同じように見えて、味と食感はちがいます。
マカロンを看板商品とするサダハル・アオキは、マカロンの本場、パリで美味しいと言われるマカロンを食べ歩いて、おいしいマカロンを追及して、いまのマカロンを生み出したと言います。
マカロンを食べるなら、やはり、まずサダハル・アオキのマカロンから。
スイーツ好きの頑張る女子友に、一所懸命働く孫娘に、贈りたい平成スイーツです。
初出：2018.11.8 更新：2019.11.8
コメントする